オレンジ・イズ・ニューブラック

【あらすじ】

ニューヨーク在住の30代の女性パイパー・チャップマンは、

 

突然にニューヨーク郊外の女子刑務所

15か月の服役を宣告されてしまいます😱

 

それは10年前、麻薬密売業者であった恋人のアレックスのために

 

現金を運んだ罪によるものでした。

 

それ以来、パイパーは静かな中流の生活を送っていましたが、

 

突然の判決で婚約者、家族、友人たちも戸惑います。

 

パイパーは刑務所でアレックスと再会し再び肉体関係を持ってしまいます👩‍❤️‍💋‍👩

 

当初キッチン担当でボスのレッドに虐められた後、次第に友人を増やしますが、

 

敵も作ってしまうのです🔥

 

【見どころ】

~刑務所内の人種による派閥争いがコメディタッチ~

刑務所の収監者たちは自分の身を守るために、

 

人種によってグループを作り仲間意識を持ってお互いを守っていきます。

 

数の力と交渉力で自分たちの権利勝ち取っていかなければなりません。

 

この人種差別とグループ間の争いを描くストーリー構築術は、

 

他のドラマに類を見ないほどハイクオリティです。

 

刑務所の外の社会情勢を反映していてお固く語られるのではなく、

 

コメディとして爆笑しながら見ているうちに白人黒人

 

どう見ているのかを理解できてしまいます。

 

囚人に敵視され虐めに苦しみながらも、

 

パイパーは持ち前の明るさで何とか切り抜けます。

 

次第に腐敗した世界で強い雑草精神腹黒さ

開花していくのです❗️

 

~刑務所の看守にも問題あり?~

看守の方が囚人よりも酷いことを仕出かすこともあります。

 

カウンセラーヒーリーは自分は有能だと信じていたり、

 

所長のカプートは危ない性癖があり、


看守のメンデスは囚人たちにセクハラを繰り返しています🧔

 

終いには新人の看守ベネットは囚人の女性と関係を持ち、

 

彼女は子供を身ごもってしまいます。

 

正義であるはずの刑務所の看守たちも異常者ばかりといえる問題があり、

 

一体どっちが刑務所に入るべき人間なのか分からなくなるような場面も

 

多々見受けられます。

 

~個人的な受刑者たちとそれぞれにバックストーリーがある~

看守の嫌がらせに耐えながらも日々刑務所で過ごす女子受刑者たちが

 

とにかくエネルギッシュです。

 

個性豊かな受刑者たちがどんな罪を犯して収監

されたのかを描く過去のエピソードが

 

フラッシュバックで明かされていきます。

 

好きなキャラクターの過去が意外に悲しいもの

だったり、

 

意外性があるストーリーに感情移入すること

間違いなしです。

 

【感想】

エピソードごとにそれぞれ人生背景にスポット

が当てられるので、

 

貧困、暴力、宗教など女性を取り巻く社会問題

 

コメディとうまく入り混じっていて単純にストーリーとして面白かったです。

 

人種問題、看守のセクハラ、麻薬取引などちょっとお堅い社会問題も

 

さらっと取り入れていて次に何が起こるか予測のつかない展開にハマりました❗️

 

お嬢様のパイパーが持ち前のポジティブさ腹黒さ絶対絶命ともいえる状態でも

 

たくましくてサバイブしていくところが共感

できました。

 

主人公のパイパーのモデルは、

 

ドラマの原作本の著者本人ということを知って驚きました‼️

 

ドラマ用に脚色はしているものの、実話をベースに作られているので

 

エピソードに説得力があり、

 

軽犯罪刑務所の実像を浮き彫りにしたスリリングなストーリーになっています。

 

女性刑務所の生活をのぞき見しているような

ドキドキ感

 

視聴者の興味をそそると思いました。

 

底抜けに明るく、時にはしんみりと


女性受刑者の生活をコメディとして

 

描いているところが面白かったです。

 

ウェントワース女子刑務所のようなシリアスな

展開ではなく、

 

コミカルで泣ける展開もあり、

コメディ好きな人におすすめしたいです。

 

主人公よりも周りの登場人物の行く末が

気になって目が離せなくなりました👀✨

 

前向きなパイパーの態度や行動によって周りの囚人たちが

 

パイパーのことを認めて信頼を寄せていく過程が良かったです。

 

清純派から徐々に悪に染まっていくパイパーも

見てて面白かったです。

 

自由を奪われた囚人たちは、生き残り無事に

刑務所を出ることができるのか。

 

底抜けに明るく、時にはしんみりと囚人の生活

コメディとして描いているのが面白いドラマです。

 

笑いに飢えている人ストレス解消したい人に特

におススメしたいです。

 

【キャスト】

パイパー・チャップマン(テイラー・シリング):主人公。裕福な中流階級出身の白人でバイセクシャルの女性。

 

アレックス・ヴァウス(ローラ・プレポン):パイパーの元恋人。麻薬の売人でレズビアン

 

ガリーナ・レッド・レズニコフ(ケイト・マルグル―):食堂・厨房の管理人。ロシア移民の白人。

 

スーザン・クレージー・アイズ(ウゾ・アドゥーバ):エキセントリックな性格のレズビアンの黒人。

 

ジョージ・メンデス(パブロ・シュレイバー):囚人たちにセクシャルハラスメントを繰り返す看守男性。

 

【予告Movie】

https://youtu.be/oA-9sg4N6hg